SSブログ

サービス精神の違い [Journal]

このブログがメインテナンスの間、以前に少し浮気心で始めたBlogger(左:私の他ブログ fudankara参照)で書いていた。この「ブログを書く」という作業、最近また癖になってきているようだ。

今日も午前中かなりの時間をかけて尾道への旅の計画を建てていた。幸いに予約をした宿の方のご親切で、心配していたレンタサイクルの件もどうにかなりそうだ。このことやいつも日本に行って思うことだが、日本のサービスは本当に素晴らしい。自己アピール型でサービス=チップの考えが強い文化に住んでいると、見返りを期待しない日本のサービスは涙がでそうなくらいありがたい。クレームをしたがる人たちがいるようだが、そう人達には一度こちらで住んで頂きたい。

こっちに来てまず驚いたのは銀行のサービスの悪さだ。行く窓口によって言うことが変わるのは当たり前のこと。すごかったのは日本から全財産を振り込んで、それをおろしに行った時の銀行員のセリフ。「貴方ほんとうにこんなに持ってるの?」。その頃の私はまだ英語も達者ではなく、特に数字にかけては全く自信がなかった。あの時も0を何度も数えて(そんなにたくさんはなかったが)、事前練習してから行った。それでもそう言われると自信がなくなって、「はい、多分・・・」と言うのがやっと。コンピューターで私の口座を確認してから、彼女はフンと鼻を鳴らし黙って手続きを始めたのだった。今の私ならその場で怒っているに違いないが、あの時は銀行を出てからじわじわと怒りが増してきた。外で待っていたCお父さんに告げると、彼は激怒して「その銀行員に掛け合ってくる」と言い出す始末。結局その銀行の口座は翌日さっさと解約することとなった。

去年空港から両親の家へ向かう途中、Pの好きな「らポッポ」で買い物をしてから電車に乗った。ふと思ってレシートを見ると、買っていない品500円が掲載されている。どうりで高くなったはずだ。家に着いてからすぐに電話をかけると、平謝りでうちまで500円を届けにくると言う。驚いてしまった。もちろん頻繁に通る駅なので、数日中に立ち寄ることを告げて電話を切った。母に言うとさすがに彼女もびっくりしていたので、きっとこれはノーマルではないのだろうけれど。
nice!(0)  コメント(5) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 5

コメントの受付は締め切りました
annie

そうやね、日本ではこのサービスの良さが当たり前みたいな感覚あるかも。こっちはお客や!って強気の人多いよ。

わたしもカナダの銀行では嫌な思いした記憶があるよ。
つくづく英語が堪能だったらな~と思った時だったわ。。。
by annie (2008-02-27 23:30) 

まさこ

日本のサービスは世界一です。
アメリカでは文句をいって初めて普通のサービスが受けれます。そんな社会で負けず劣らず暮らして行けるようになった私がひじょーにカナシイ。
by まさこ (2008-02-28 12:36) 

sola

annie

私覚えてるよ。確か君に「一緒についてきて~」って言われたような記憶が。確かTD(トロントドミニオン)だったよね。あれで私はこの緑の銀行には足を踏み入れるもんか、と思ったもん。

***

まさこ

ホント、お互いそういう意味では強くなったね~。「ここは踏ん張らなきゃ」って思うもんね。特にアジア人は子ども扱いされる時があるから(笑)。annieが言うように、日本でのお客さんの態度にびっくりする時もあるけど。
by sola (2008-02-28 15:01) 

mariko

そういう言葉に関する悔し悲しい経験は星の数ほど
あるよね〜。移民のハードルやね。(涙)
アジア人は特に子供扱い、ほんとにそう。
だけど最近酒場でID聞かれなくなったのはなぜか悲しい、、、。(笑)クロちゃんがID聞かれたってめっちゃ
よろこんでたよ。この前。

by mariko (2008-03-09 02:53) 

sola

ハハ、私もとんとIDを聞かれなくなりました。
と言ってもID聞かれるようなことを全くしないんだけどね~。
うちにもクロちゃんから「ID聞かれたっ!」ってメールあったよ。よっぽど嬉しかったんやろね。
by sola (2008-03-09 13:33) 

春日は続くGood news ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。